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感想記事『わたモテ』「喪129 モテないし教えてあげる」

『わたモテ』-ガンガンオンライン公式

2月3日、『私がモテないのはどう考えてもお前らが悪い!』の喪129が更新されました。

色々と衝撃だった前回 (当ブログの感想になります。) ですが、今回は...。

前回、岡田さんと険悪になったことで涙を流しながら一人で歩く南さんとそれを見かけたゆり・まこの二人で締めとなりました。

場面をそのすぐ後から始まりました。
別のクラスとなった友人から「一緒に来る?」と声をかけられた南さん。しかし強がってはぐれただけと嘘をつきます。それを受け、「ファストパスがある」ことを理由に友人たちは去ってしまいました。
この場面で、南さんが少しでも下に見られたり、同情されたくない性格なんだと分かりますね。だからこそ新しいクラスになってそれまで仲良くしていた真子とは距離を置き、少しでも上の立場になりたいと加藤さんや岡田さんたち所謂リア充グループに入り込んだんですね。ただタイミング悪くも、ネモと岡田さんの疎遠に始まりリア充グループはバラバラになってしまったわけです。そこが他人との適切な関係を繋げなかった南さんの失態だったと思います(これまでを見ていると、他者の悪口が南さんのコミュニケーションだったようですし...。)
ちなみにこの時に南さんの下の名前が判明しました。南 小陽(こはる)。。可愛い名前ですねよねー。ただ名前の通り『 わたモテ 』 という作品の中心に立てるキャラではなかったのかな?なんて思ってしまいました。

少々脱線してしまいました。話を戻しましょうか。
その一部始終をみてゆり・真子・うっちーの三人。心配そうに南さんを見つめる真子をゆりが「行けば?」と促します。もちろんゆりはついていくことを拒み、真子のみが南さんの元に。
ここのゆりの心境、どうだったのでしょうか。直接対峙する場面はほとんどありませんが、ゆりも南さんも互いに良くは思ってないでしょう。それでもゆりは一人で歩く南さんを放っておくことは出来なかった、もしくはそんな南さんの傍にいてあげたい、という真子の気持ちを尊重できたのだと思います。ほんの少し前まで楽し気なもこっちとネモに対し苛立ちを見せうっちーに握撃を与えたゆりとは大きく気持ちに変化が現れたのだと思いました。ご都合的、かもしれませんがあの僅かな時間、でもゆり本人にとって(あるいはこれを見ている私たち読者の体感時間)は長く濃密でした。その時間がゆりを少しでも大人にしたんだなーと思いました。
もう一つ注目したいのがうっちーこと内さん。真子を送り出したゆりに対しての「・・・いいの?」というこの言葉に内さんの優しさがにじみ出ているように思えます。それがあるからこそこの次の場面、宮崎さんたち友達に合流していく場面が映えると思いました。直前の南さんの場面はどことなく社交辞令じみた雰囲気があるように思えます。実際ファストパスを理由にすぐに分かれてしまいます。(もちろん理由付けとしては問題ありませんが、本当に一緒に行くつもりならそこはまた別の方法があるように思えます) その点内さんは「うっちーがいないとつまらない」とすぐさま回収されてしまいました。もちろん遠足開始時点で一緒に回っていて直後にうっちーがはぐれたようなので探していたとすると当たり前なのですが。。。ゆりを誘ったところもグループ全員が優しい性格なんだなーっと思いました。うっちーが一緒にいたからとも考えられますが...。あの流れるような感じからして、誘うことに対してはとりあえずって感じではないと個人的に感じました。後、ゆりと別れる時のうっちーの顔が好きです。もこっちとはぐれちゃうー、みたいなことも思ってそうですが、ゆりを一人にしてしまうことにも少し負い目を感じていて欲しいですっていうちょいとした妄想と願望。

...話を戻します。ゆりが戻ってくると岡田加藤の二人が加入していました。ゆりに気づいた吉田さんに真子・うっちーが別の人と言ったことを伝えます。この時の吉田さん、顔のさっぱりしたうっちーはともかく、真子までいなくなったことを残念がっているように感じます。真子は純粋に楽しんでそうでしたもんね、ネズミー。
そして流石のもこっちや吉田さんもネモ・岡田の不仲には気づいていたようです。吉田さんはダチとの揉めごとと岡田さんと一緒だと語りますが 岡田さん「そのくそくだらないのと一緒にしないでよ」と反論。ついつい吉田さんが手を出してしまいます。ここって凄い「 わたモテ 」らしいシーンな気がします。これまでもこっちを中心にしてきた勘違いとズレた認識のままの会話を行っています。それまでややシリアス気味だった雰囲気をいい感じに中和しているように思えます。この場面の直前の加藤さんのネモクロに対する「二人ともいつの間 そんなに仲良くなったの?」での前振り、多分ここら辺の会話ってギリギリ岡田さんに聞こえているんだと思います。直接ではなく、吉田さんを通して何らかのアプローチが出来ないかも探っていたのかもしれません。

そしてラストへの場面です。もこっちたちは絶叫系のアトラクションに。もこっちは岡田さんと一緒になります。もこっちは苦手としているからか無になろうとしますが岡田さんはお構いなし、ネモとの関係に突っ込んでいきます。もこっちだけがネモの声優になりたいという夢を知っていたことに友達として、優劣や壁を感じてしまっていたんですね。友達、そして親友ともなると、どうしても相手の一番になりたい、秘密を知りたいと思ってしまうかもしれません。思春期の頃は特にそうかもしれませんね。自分も例外ではなかったですから。 ここのもこっちの声優談議に関しては自分はあまり触れません。そっち側の人間だとは自分でも思っていますがアニメや声優に関しては疎いもので...。もちろんエロゲもよくわからないです。
そんなこんなで要らぬ情報まで仕入れてしまった岡田さんはアトラクション上で「ひなー!」と叫んでしまう始末。これにはネモも困惑,,,。アトラクションを降りて早々岡田さんをネモを引っ張り声優を辞めるよう説得します。
もちろんもこっち仕込みの知識なのでネモには否定され。この時の互いの思いは遠からずも近かったのではないでしょうか。お互いを知っているからこそ、オタク趣味に疎そうな岡田さんには声優の夢を隠し、そのネモに対し不満を抱えた岡田さんは自然と壁を作ってしまいました。結局互いをどこか信用しきれていなかったのでしょうか、それも違うとは思いました。少なくともネモは岡田さんたちに対し、嫌われるかもしれないと考えすぎたのだと思います。その結果夢を隠すようになった。近くで清田君たちの性格を見て知っていながら隠していたのですから、過去に友人関係で何かあったのかと勘繰ってしまうほどですが、今後何か分かるのかもしれません。ひとまず今回はお互いを信じ、仲直りをすることができました。
ただ、最後のネモのモノローグからするとこれまでの過程も含め周りの反応を少し楽しんでいるのでは?と思えます。特に今回は岡田さんはからかいがいがある相手だと認識しているようにも思えます。結局Hなゲームやアニメの仕事も受ける可能性を否定してないし、最初に岡田さんに教える、というものですからね。これも歪んだ友情もとい愛情だったりするのでしょうか..?

ちなみにTwitterでも書きましたがこの時のもこっちの話し方が好きです。「~避けて通れない仕事でしょ?」ってところの「でしょ?」が好きです。ネモに対していい感じに打ち解けてる感じ。いい。

今回の話、色々書きましたが一つ感想を取り纏めるなら、あーちゃん可愛いですかね。ここ最近は既存キャラの意外な一面が上手く掘り下げられていて楽しいです。あと、今回フルネームが判明した南さんですが、個人的にフルネームが明かされたキャラは主役としてなり得るポテンシャルを秘めているのではないでしょうか。現状、もこっちのみならずゆりや吉田さん、うっちーはどこかしら主役並みにインパクトのある場面が多いですから。と書いといて気づいたんですけど、吉田さんもうっちーも3年なってからフルネームわかりましたね。全然的外れでした。

...そういえば既にご存じだとは思いますが12巻の表紙が公開されてますね。収録内容的に予想はしていましたが、今江先輩とのツーショット!感慨深いものです。本当に、あの人との出会いと別れはもこっちにとって、「私がモテないのはどう考えてもお前らが悪い!」という作品にとっても意味のあるものだったんだな、とこれまで読んできて良かったと思いました。バレンタイン企画で喪1~喪100が見れるかもしれないです。まだ単行本を買おうと踏み切れていない人にも読んでもらえるいいチャンスかもしれませんねー。

と、なんだかんだ長くなりましたが今回はここで締めにしときます。このタイミングになるとほとんどの感想がブログや掲示板などで出尽くして、内容被りも多少あるかもしれませんが、自分の感想も少しの参考にしてもらえればな、と思います。
また次の更新を楽しみにしましょう。次回は2月22日、ちょうど単行本発売日です!
ここまで読んでくださってありがとうございました。ではまた。
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RaicaSuibu

Author:RaicaSuibu
沖縄県在住の専門学生(20)
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